高校の授業に「リビングデザイン」という単元が加わったのをご存知ですか?
森部は、森高校でのリビングデザインという授業に、積極的に関わることとなりました。
前半のカリキュラムは、
1.リノベーション体験(演習)
2.建築設計(講義)
3.製材工場見学
4.まちのデザイン(講義)
と、4コマを使って授業を担当することになります。
仕込み
今日は、第一回のリノベーション体験のための仕込みの作業をしました。
会場は「尾白内 多目的施設」。和室を改装して図書室として利用するため、床板貼りと本棚制作を計画しています。授業時間が実質2時間しかないので、高校生たちに授業時間を有効に使ってもらうため、事前にある程度作業を進めておくことになりました。
今日はその、作業日です。床貼りと本棚製作の2チームに分かれての作業です。
・床板貼りの準備
畳を剥いで、根太(ねだ)を敷いておくところまで進めておきます。畳を剥がすとその下はコンクリート・・・。教材としては一般的な住宅の床のような構造を見せたいところですが、この施設は残念ながらそう練っていませんでした。しかたない。


また、ビス留めも難しいため、接着剤で固定していきます。これで任務完了。
・本棚作りの準備

さて、仮組みをしてみよう。


急遽、丸ノコで溝の太さを調整しました。全ての溝を調整するので、地味ながら大変さ作業量。お疲れ様でした。



ということで、準備完了。当日に望みます。トラブルなしに、設計通りにビシッと組み上げることも重要ですが、現場でのトラブルに臨機応変に対応して、最大の成果を上げることも大切ですよね。