2021年7月12日月曜日

森高校「リビンングデザイン」授業支援③

2021年7月12日 8:50-10:40 @森高校(天気:晴れ)

森高校2年生向け「リビングデザイン」その2

授業第2回は髙田さん(髙田傑建築都市研究室)による講義です。
前半はミニレクチャー、後半は住宅デザイン体験ミニワークショップ、という内容です。

8:30に集合して、教室で会場設営し、生徒たちを待ちます。男子生徒たちは早弁中、との情報が・・・朝ごはん??

・ミニレクチャー
最初は、髙田さんがこれまでに関わった住宅のデザイン事例紹介です。

・住宅デザイン体験ミニワークショップ
後半(9:15〜)は紙でシンプルな住宅の模型を作り、そのデザインに必要な視点を表現しながら考えてみよう、という表現体験ワークショップです。
高田さんが材料の説明をします。模型のサイズは1/100。誰もがイメージする典型的なかたちの2階建て住宅の模型が展開図になっています。「こんな模型を作ってみましょう」
まずは、配布された展開図に、建物の入り口と窓の位置とかたちを決めて描き込んでいきます。
次は、色鉛筆で建物の壁や屋根に色をつけてみます。
髙田さんからは「色に迷ったら、まずは窓を水色に塗ってごらん」とのアドバイス。頭の中で考えるよりも、体を動かし表現しながら考えたほうがいいよ、というメッセージです。
ハサミで切り抜き、組み立てます。
完成した家を、あらかじめ用意した敷地となる台紙の上に置いてみます。
台紙には、南北に伸びる中央の道路を挟んで両側に5戸ずつの区画が用意されています。自分の家を敷地のどこに、どんな向きに配置するか、生徒たちは相談しがながら決めていきました。


こらこら、そういう並べ方はないぞ・・・マンション?なるほど、いやいや、今回はこれはナシね。
なぜその位置、その向きに置いたのか、ひとりずつ説明していきました。髙田さんからも、それぞれにアドバイスや魅力のポイントなどの解説が加えられました。
素敵なコメントが満載なので、動画でご覧ください。(12分14秒)


どの家に住んでみたい?という質問には・・・表現のクオリティも大事ですね。

・振り返り
最後に、生徒それぞれが今日の授業の中でわかっこと、気づいたことを用紙に記入して、授業は終了です。中には、建築の仕事にも興味があるという生徒もいて、すごく楽しんででいました。
次回の授業は、製材工場の見学です。お楽しみに。