2021年7月5日月曜日

森高校「リビンングデザイン」授業支援②

7月5日 8:50-10:40 天気:曇り
森高校2年生向け「リビングデザイン」その1

本日、授業第1回はリノベーション体験です。10名の生徒が2グループに分かれて、「尾白内 多目的施設」の床張りと本棚づくりを体験しました。
床張りの講師は髙田さん(髙田傑建築都市研究室)、本棚作りの講師は鈴木さん(株式会社ハルキ)です。
講師陣は8時30分にラボに集合し、会場設営をしながら森高生たちを待ちます。

今日、主に使うのはインパクトドライバー、玄翁(げんのう)など。


9時過ぎ、森高生たちが到着しました。

最初に講師紹介、そして今日の活動内容を説明しました。

生徒たちは緊張気味?

・リノベーション体験前半

生徒たちは5人ずつ、2つのグループに分かれて活動します。
床貼りチームは、現場を確認しながら作業全体の流れと道具の説明を受けました。
そして早速作業に取り掛かります。
まずは、あらかじめ強いて接着してある根太(ねだ)の上に合板材を敷き詰め、ビス留めします。
床に貼る合板や板材を寸法に合わせて切る作業は春木さん(株式会社ハルキ)がサポートしてくださいました。

本棚チームは1グループ、1ブロックずつ、本棚を完成させます。
まずは講師の鈴木さんから、本棚の完成形や道具の使い方について説明を受けます。
そして、制作開始。
まずは、柱になるパーツを指定の長さに切って整えます。4本できたら、棚の刺さる溝の部分のバリ取りです。

そして組み立て。インパクトドラーバーで棚をビス留めしていき、完成となります。

・休憩

ほぼ予定通りに前半終了です。水分補給をしながらひと休み。

・リノベーション体験後半

グループを入れ替えて、床貼りの続きと、本棚制作に取り組みます。
床張りチームは、合板の上に床となる道南スギの板材を貼り付けていきます。
活動内容の説明を受けて、作業開始です。
この作業はビス留めではなく、釘で打ち付けていきます。

本棚チームは前半と同じ作業。もう1ブロック、本棚を作ります。
柱の長さを揃えてノコギリでカットし、サンドペーパーで棚の入る溝のバリ取りをします。
4本の柱と棚板をビス留めして、完成!

・活動終了

最後に講師の髙田さん(森町地域サポート部会委員長)による次回授業の予告で、今回の授業は終了です。
誰も怪我することなく安全に、そして目標としていた成果まで時間内にたどり着きました。
お疲れ様でした。