2021年10月9日土曜日

武蔵美×森町 地域実践プロジェクト(第4週)

やまけんレポート「最終週(開放)」

 この週は本当にみんなあっちゃこっちゃで作業していて、僕自身も把握できていないほどいろいろなところに居ました。
町長に向けての最終発表の準備、作品制作、プレゼン資料の制作、動画の撮影、取材に行くなど、 かなりヘトヘトな感じ。学生たちも、結構ピリピリしていた雰囲気のため怖かったのですが、めげずに話しかけにいきました 🥺

そんな中、迎えた発表当日。 学生たちは不安そうな、少し緊張した固そうな表情でした。
 僕も緊張と不安でいっぱいだったのですが、始まった途端そんな気持ちも吹き飛びます。
「1ヶ月でここまでいくのか」と。
つい先月まで森町を全く知らなかった学生たちが、ここまで自分の将来(進路)と森町という地域を見つめ直し、対話し、重ね合わせて、こんなに堂々と話しているなんて、正直、ビビりました。
楽しかった、大変だった、辛かった、寂しい、たくさんいろんな感情があると思うけれど、最後の清々しい表情の学生たち。「ココに来てよかった」と言わんばかりの顔をしていて、それが一番嬉しかったです。何よりも良かったと思えます。 どういう感情を各々が持っていたか、根っこの部分はわかりません。 でも、「ココ(森町)に来て良かった。ココの人たちと出会えたことは自分にとっての財産である」と感じたはず。 そのくらい衝撃のある1ヶ月だったと思います。
僕は学生のみんなより、2年半早く森町へ移住し、実際に暮らしています。 みんなと同じ課題を常に挑んでいます。一番みんなの近くにいたので実感あったかわかりませんが、僕はみんなと同じ課題を毎日、実践し、改善し、暮らしています。そんな僕にとっても武蔵野美術大学の学生のみんなとの出会いはとても刺激的で、楽しかったです。

そして、学生たちが森町を離れる日がやってきました。
学生たちと森町若手チームで、寄り道しながら味わいつつ、函館空港までの移動を楽しみました。

最後にこの実習携わった全ての関係者の皆さま誠に感謝申し上げます。 本当に刺激的で、日常でありながらどこか非日常な1ヶ月間楽しかったです、ありがとうございます。
長々とたくさんの投稿しちゃったけど、それくらい濃かった!🥰
また遊びにきてね🦌🦌🦌

 (文責:山本賢治)