2021年10月8日金曜日

武蔵美×森町 地域実践プロジェクト(2021/10/08)

・最終発表会

ついにこの日(10/08)が来ました。
武蔵美学生たちの森町での活動の実質的最終日。最終発表会が行われました。

13:00-15:00 会場:森町役場 2階会議室

今日は森町の岡嶋町長も参加し、最前列で学生たちのプレゼンテーションを受け止めました。
メンバー全員による、自分たちの5年後の森町生活を予感させる動画から始まり、メンバー一人ひとりから自分が5年後の森町で何をしていたいかを発表しました。
「農家に弟子入りします」「宿泊施設を運営します」「自分を見つめるカフェを作ります」「インスタレーション作品を展示します」「ファブラボを開設します」「森町に住む特定の誰かに向けてデザインします」と、それぞれが悩んだ末の本音をもとに導き出した未来の自分の姿を呈示してくれました。

発表の最後は歌で締めくくられ、森町への思いを全力で会場の人々にぶつけてくれました。
これらの提案に応えるため、今後、森町も動かざるを得ません。町長もその覚悟を示して、発表会は幕を閉じました。

・トークイベント開催

最終発表会終了後は、「創造力を育む学びと地域価値創造 −北海道森町と武蔵野美術大学の産官学プロジェクト−」というテーマで、オンラインイベントが開催されました。
イベントでは、森町町長(岡嶋康輔氏)と武蔵野美術大学学長(長澤忠徳氏)、そして若杉教授(若杉浩一:武蔵野美術大学 造形構想学部教授)が、これからの時代における創造力を育む学びと地域価値創造について、プロジェクトを通して見えてきたこと含めて鼎談しました。
対談の中でも、学生たちの森町での活動と成果が話題にのぼり、その成果が讃えられました。

さて、学生たちの森町での冒険は一旦ここで終了です。しかしこの後、大学に戻ってからの最終成果報告会が待っています。今回の成果を、自信をもって発表してきてください。
(文責:原田泰)