今日の授業は、株式会社ハルキさんを訪問し、自分たちがデザインした家具が、一枚の合板からどのように切り出されるのかを見学に行きました。今日のファシリテータはハルキの鈴木さん(すーさん)と地域おこし協力隊のきむらくん(キムキム)です。
・パネルから家具のパーツを切り出す
ShopBot(ショップボット)という木材加工専用CNCルーターで、大きさ910mm×1820mm、厚さ12mmのトドマツの合板から材料を切り抜いていきます。
今日は時間の都合で、1枚のパネルに配置できた生徒2人の作品分だけ切り出すところをデモンストレーションすることになりました。
ドリルの先が、あっという間に材料の輪郭線を描いていきます。
切り出し終わったパネルでは、プラモデルのように各パーツがタブで周辺とつながった状態になっています。これは加工中に材料が台から外れたりズレたりしないためです。ですから、最終的にパネルから材料を切り離す作業は、人の手によります。レシプロソーという電動ノコギリで、材料を切り離す体験もしてもらいました。
・タブを切り取る
今日の目標であるタブを取り除く作業は、森のデザインラボに移動して行いました。
地味で手間のかかる作業ですが、家具がきちっと組み上がるためにはとても重要な工程です。
しかも、生徒たちはこういう作業は嫌いではなさそう!? 黙々とペーパーをかけていきます。
仮組みしてみたところ・・・いい感じですね。
早く自分のデザインした家具を組み立てたいところですが、お楽しみは次回、年明けの授業までお預けです。生徒の皆さん、ここまでの体験の感触を忘れないでいてくださいね。
早く自分のデザインした家具を組み立てたいところですが、お楽しみは次回、年明けの授業までお預けです。生徒の皆さん、ここまでの体験の感触を忘れないでいてくださいね。
(文責:原田泰)